査定の交渉で言う事

車を売りに出す時に、多いのが中古車販売店や、車買取専門店で査定してもらうという方法です。この場合、提示された査定金額に「はいはいそうですか」と応じてしまっては、間違いなく損します。面倒でも交渉していくのが普通です。買い取るほうもプロですからいかに安く買い取れるかということで仕事としているわけです。交渉の余地を設けて金額を提示してくるわけですから、こちらとしてもやすやすと引き下がるわけには行きません。
提示してきた金額に対して、交渉をしていくに際して、値段を上げて欲しいと交渉するための材料がいります。~だから、こうこうこうだからその値段ではおかしいという言い方をする必要があります。単純にもっと上げろでは、相手を動かすことはできませんし、交渉でのこう着状態を動かすことは出来ないです。これ以上は金額を上げるのは無理という相手に対して、こちらも自信を持って車のよさをアピールしなければならないのです。
それで、車買取査定の交渉の際に大切なのは、顧客は自分の所有していた車に対して、良い点をたくさん見つけておく必要があるということです。自分の車のよさをいかにアピールできるかということです。例えば、年式が新しい、事故車でない、走行距離が短い、車検までの期間が長い、人気の車種である、人気のボディーカラーである、純正のオプションをつけている、室内がきれい、ボディーに傷がない、定期点検をこまめに受けていて、管理が良く出来ている、いつも車庫に保管していて屋外にとめていなかった。などです。他にも、アピールできそうな分野を書き出しておいて交渉の際に持ち出すといいです。「通常は、その相場かもしれないが、この車は~がこんなにいいのです。それを買取の値段に反映してもらわないと」というような言い方ができます。これは、単純に「~万円では低すぎるので、せめて、後数万は上げてください」というような言い方とは、かなり効果が違います。
一つの分野で金額アップに成功すると、別の、アピール点を活用して2、3度は値段をアップできると思います。そして、ひと段落したところで、最後にもう一押しします。値段が決定しかかったところで、もう一押ししてみるのです。そして、難しいなら、別の店にするというそぶりを見せます。相手に対して、明らかに交渉決裂というような印象を与えてみます。相手は、多分あわててその最後の要求を呑むはずです。これだけ、時間を使い交渉したので、買い取ろうということになるからです。うまく交渉して有利な条件を出しましょう。